絶対にやらなきゃいけない仕事なんてないのかもしれない

最近、勤務先のシステム入れ替えのせいでめちゃくちゃてんやわんやしてます。

当初は期限までに間に合わせないといけないことが山積みで、それこそ鬱状態に追い込まれたんですが

結局だんだんなし崩しになってきて、結局期限が延び延びになったりしています。
何を差し置いてもやらなきゃいけない仕事って、やっぱりないのかもしれない。。

それはコロナ禍でほとんどの人が在宅勤務だった最中に始まった。
突然会社からのお達しで、「来月から社内システムを変更します」と。

今までとは全く違うシステムを導入することになり、詳しいマニュアルもない。
派遣の私は知ってる社員さんなんて限られていて、聞ける人もいない。
（そもそも業務について聞ける人が元々いない。。）

在宅勤務中だから気軽に聞くってこともできず、ひとりでどうやって解決したらいいのかわからない…

上司に相談しても「その都度確認してもらうしかないよね…」という投げやりな返事…

毎日が怖くて怖くて、この状況を自分でなんとかしないといけないって自分を追い詰めて、はっきり言ってこのことが鬱を発症した原因なんじゃないかと今は思ってる。。
とにかく心細くてかなりストレスを感じていたんです。

しばらくして緊急事態宣言が解除となり、出社するように。そこでやっとわかった。
社員の人たちも全然新システムについてわかってない…！！！

今までは、自分だけ派遣だから情報共有されてないと思ってたんです。
そしたら、社員の人たちもどうやっていけばいいか分からないらしく、かなり多くの人が困ってた。。

今度は新システム導入に向けての膨大な作業が突然降りかかってきて、みんなが慣れない環境で神経をすり減らしながら作業する日々。
その後も運用に関してのアナウンスはグダグダ、みんなが手探りで進める中、新システムの不具合は続き、ついに。
新システムで行う業務の締め切りが、大幅に延びることとなった。

なんていうか…わたしが心をむしばまれたのは何だったんですか？って思ったね。。
（いや、元々だれも教えてくれない体制は大いに難ありだけど）

結果論だけど、わたしがずっと一人で不安になったことや無理してすすめていた進めていた業務は、言ってしまうと無駄だったんだよね。
そんなに心を病んでまで焦らなくてもよかったし、急がなくてもよかったの。

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そう思ってたら、数年前に国立競技場の建設現場で勤務していた若手社員さんのことを思い出した。
現場の納期に追われて昼も夜もなく働いた結果、自殺してしまったというニュース。

ご本人は必死に働いて働いて、生きることを選ぶ判断能力を失ってしまったのでしょう。

その後、国立競技場は完成した。だけど、オリンピックは延期になってしまった。
結果、その方が命を落としてまでやるべき仕事ではなかったんだよ。

亡くなる必要なんて、どこにもなかったんだよ。

もちろん必死に働くって尊いことだと思うし、尊敬する。やりきらないと大変なことになる人がいるってこともわかる。

だけど…自分を犠牲にしてまでやる仕事ってなんだ。

次の休みはドロンします。