【暇なら簡単!】牛スネ肉のビーフシチューが市販ソースなしでもできる!
時間のある時は何をしますか?って聞かれて
「そうですね…煮込み料理を…」とか答えられたらかっこいいなーと思ってます。w
今日は、ひょんなことからけっこう本格的な牛スネ肉のビーフシチューを作った話をします。時間はかかるけど(正味2日)作り方は簡単だったので、暇だけどやることない~~って時にぜひ!(←どんだけよ。)
お肉がホロホロの煮込み料理を…家で作りたい!
事の始まりは、ある日近所のスーパーに行ったら出会ってしまったんです。
半額になった牛スネ肉角切りと。(しかも国産)
もともと凝った料理を作りたい衝動に駆られがちなわたし…。煮込み用 と書いてあるのを見て、あてもなく手に取りました。。
買ったはいいけど、さて何を作ろうか。やっぱりお肉がホロホロ~に煮込まれたやつがいいよね…。あれが家で食べられたらどれだけ幸せか…。
ということで自分の中でとりあえず、欧風ビーフカレーかビーフシチューの2択まで絞って帰宅。そして色々と調べてみた結果、たぶん途中まではカレーとシチューは工程が一緒でもいけそうと判断しました。
ある土曜日に、どちらを作るか決めないまま見切り発車で料理開始!
前回ソフリット(あめたま)を作った記事はこちら。
ビーフシチューのレシピ
とりあえずカレーかシチューの前身を作ります。
≪材料≫
牛スネ肉 約400g
たまねぎ 小1個
にんじん 小1本
えのき 3分の1株
赤ワイン 約400ml
水 約600ml
にんにくペースト 少々
ローリエ 1枚
ケチャップ 小袋1個
とんかつソース 小袋4個
ソフリット 約3分の2カップ(前回記事参照)
オリーブオイル 適量
塩こしょう 適量
◎ここからはビーフシチューへの仕上げ用
固形ブイヨン 2個
塩 適量
小麦粉 大さじ2ぐらい
↑もうちょい少なくてもいいかもしれません!後述します
バター 30gぐらい
※ケチャップとソースはお弁当用みたいな小さいやつです。
家にこれしかなかったから使いました。汗
※分量に特別なこだわりはありません。雰囲気と自分の都合のいい量でやってみました。
水とかワインとか小麦粉とかバターとか…はだいたいの目安で記載しました。自分は目分量です。
≪作り方≫
①たまねぎは厚めにスライス、にんじんは輪切りにする。スネ肉と刻んだ野菜、ワインを保存袋に入れ、漬けておく。1時間ほど冷蔵庫で保管。
※ネット情報では3時間漬けるというレシピを見かけました。が、今回は時間がなくて1時間。
②厚手の鍋にオリーブオイルを適量あたため、①から肉を取り出して鍋にうつす。にんにくと肉を炒め、肉に焼き目がついたら、袋に残っている野菜とワインも鍋に入れる。
うんーー、肉肉しい!!
水を加え、煮込む。アクが出てくるので取り除く。
↑マリネした肉と野菜とワインを鍋にあけた図。ここにお水を。
お水の量は、具がひたひたに浸るぐらいがいいと思います。煮込む時間が長いので、具材の頭がでてきたらお水を追加します。
③ひととおりアクが出たら、塩こしょう、作っておいたソフリット、えのき、ケチャップ、ソース、ローリエを加える。
塩っ気がぜんぜんないまま煮込むのもな…と思い、気持ち程度に塩コショウしました。えのきは細かく刻んで冷凍したものがあったので、きまぐれで投入。きのこってうまみあるし。
こういう煮込み料理ですっぱさがとがっている味があんまり得意じゃないので、すっぱい要素がある材料(ケチャップ、ソース)ここで入れて酸味を飛ばします。
場合によってトマト缶とかジュースを入れるときも、ここで入れちゃう。もしくは肉を炒める時点で入れちゃうかも。
小一時間蓋をあけたまま煮込んでワインのアルコールもとばします。このまま具材がやわらかくなるまで、しばらく煮込んでいきます。
↑2時間ぐらい煮込んだ図。かなり香りと色がビーフシチューっぽくなってきた!!
ビーフシチューの香りと色って、ワインを煮詰めたものなのだな…と知る。1日目はここで終了。
2日目。日曜日です。やっぱりかなりのビーフシチュー感が出てきたので、
香りにつられてビーフシチューにすることを大決定。
カレールーを入れることも考えて味付けはほとんどしていなかったのですが、ここからはビーフシチュー用に味付けをしていきます。
④朝の火入れついでに固形ブイヨンを2個投入します。
ここで初めての味見。うん!かなりビーフシチュー風味!!これはいける気がする!!これから煮詰まってくるので味付けは薄めでストップ。
お肉に箸を刺してみると、けっこうホロホロ感ある!!いいねいいね~。ここからは煮込むというよりは、気づいたときに数回火入れをしました。
⑤とろみをつけるためにルーを作ります。
フライパンにバターを溶かして小麦粉を加えます。弱火にかけながらよく混ぜ、茶色くなってくるまで混ぜ続ける。
これ、中学のころ家庭科でやったな~。ホワイトシチューの時は牛乳を入れて焦がしちゃいけなくて、茶色くなるまでやるのがブラウンシチュー。
そしてここで失敗しまして。
- まず小麦粉がダマダマになってしまったので、分量外のオリーブオイルを継ぎ足しました。
- そして焦がし具合が分からなかったのでうっすら茶色ぐらいになったところで引き揚げたらあとでシチューが白っぽくなっちゃいました。熱する時間が足りなかったよう。
- 次にこれ全量はたぶん多すぎた。シチューのとろみがつきすぎました。
余談ですがプラスチック容器入り小麦粉ってめちゃ便利ね。袋開けるときに粉が舞うストレスから解放されるし、一人暮らしだったらこれで十分だ~。
↓これこれ。大発明よ。粉がサラッサラで使いやすい。
⑥ シチューの鍋をあたため、⑤のルーを入れる。とろみがつくまで混ぜながら火を入れて完成!!
かなり!かなりシチューっぽい!がしかしルーの炒め不足で白っぽい。
そしてルーの入れすぎでとろみつきすぎた。少しずつ入れたらよかったよね…みなさまご注意ください。。
完成~♪
↑なにはともあれできました~!!ポーションミルクがあったので添えて。
とにかくお肉がホロホロ!!!
これ!このお肉を食べるために煮込んできたの!!ほんとに肉ってこんなに柔らかくなるのだね…。
味は、外食で食べるよりまろやかなかんじ。スパイシーさが足りないかな??でもちゃんとビーフシチューの味するする!おいしいよ!!
思った以上にキノコの香りがします。えのきっていうより上品で芳醇なキノコの香り!w 晩御飯にお米と一緒にいただきました。とろみが強めになっちゃったのでパスタソースにしてもよさそう!
結果 手探りでもビーフシチューができた!
すったもんだありましたが、無事になかなかおいしいビーフシチューができました。次回作る時はスパイシーさのためにもうちょっとソースを入れて、ルーを失敗しないように気を付けようと思いますw トマトジュースを入れてもよさそうな気がする。
とにかく市販のルーやデミグラ缶がなくてもそこそこできたので上出来かと!!残りは冷凍したり、次の日にカレー粉を入れて焼きカレーにしました。
こういうの鍋いっぱい作るのっていいよね。
楽すぎるシンガポールチキンライスの記事はこちら。